【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】フランス3-1ポーランド(日本時間12月5日/アルトゥママ スタジアム)
これがディフェンディングチャンピオンの実力なのか。ポーランド代表は立て続けに3度の絶好機を迎えたが、その全てをフランス代表の守備陣が気迫のディフェンスで防いだ。これには視聴者も「フランス鉄壁やん」とお手上げの様子だ。
スコアレスの状況で迎えた37分、ポーランドに大チャンスが巡ってきた。左サイドをDFベレシンスキが見事なドリブルで突破すると、中央へ絶妙なグラウンダークロスを供給した。このボールにMFジエリンスキが走り込みシュートを放つも、これはGKロリスにファインセーブされた。
ただポーランド代表の絶好機はこれでは終わらない。ジエリンスキが自ら放ったシュートのこぼれ球を拾ってシュートを放つも、これはDFテオ・エルナンデスがブロック。そしてそのこぼれ球をMFカミンスキが拾い、しっかりとGKのいないコースへとシュートを放ったが、DFヴァランがライン上でスーパーなシュートブロックをみせて、得点とはならなかった。
ABEMA視聴者は「よく守ったな」「ナイスディフェンス」「ロリスやばいな」「よく守った」「フランス鉄壁やん」「止めた」「フランス堅いな」と絶体絶命のピンチを守り切ったフランス代表の守備を称賛した。
豪快かつテクニカルな攻撃力に目が行きがちなフランス代表だが、守備時には泥臭く身体を投げ出したブロックを披露した。先制点を相手に献上すれば難しい戦いを余儀なくされることは必須であり、守備陣の集中したディフェンスがベスト8進出へと繋がった。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)