編入試験に挑戦中・小山怜央アマ、タイトル経験者・広瀬章人八段と対戦 勝てばアマ初の本戦出場/将棋・朝日杯
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 将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が12月9日に行われ、広瀬章人八段(35)と小山怜央アマが午後2時から対局を開始した。本局の勝者は本戦出場が決定、小山アマが勝てばアマチュア初の本選出場の快挙だ。

【中継】朝日杯 二次予選 広瀬八段-小山アマ

 広瀬八段は、2005年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:3期)、順位戦A級(A級:9期)。タイトルは竜王、王位でそれぞれ1期の計2期。棋戦優勝は新人王戦で1回。先日まで行われていた竜王戦七番勝負では、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)に挑戦していた(2勝4敗で奪取失敗)。各棋戦でトップクラスの棋士と対戦しながら今年度は勝率7割前後を残し好調だ。

 小山アマは、各アマチュア棋戦で活躍するとプロとの対戦でも好成績を残し、現在は編入試験の真っ最中。養成機関である奨励会の経験がない者として、初めてプロになるかと将棋界で大きな注目となっている。なお編入試験五番勝負の第1局では、今年度の勝率が8割を超える徳田拳士四段(25)に勝利。またこの日の午前中に行われた対局では、順位戦B級1組に所属し、同棋戦の優勝経験もある千田翔太七段(28)を下す金星をあげた。

 持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は広瀬八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】朝日杯 二次予選 広瀬八段-小山アマ
【中継】朝日杯 二次予選 広瀬八段-小山アマ
【中継】朝日杯 二次予選 広瀬八段-小山アマ

編入試験に挑戦中・小山怜央アマ、タイトル経験者・広瀬章人八段と対戦 勝てばアマ初の本戦出場/将棋・朝日杯