【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント準々決勝】クロアチア1（PK4－2）1ブラジル（日本時間12月10日／エデュケーションシティ スタジアム）
日本代表を相手に鉄壁のごとく立ちはだかったクロアチアの守護神が、サッカー王国ブラジルの攻撃もシャットアウトした。ブラジルのエースが放った狙いすました股抜きシュートでさえも防ぐ。鬼神の如く止めまくる活躍に視聴者も大興奮する一幕があった。
75分、ブラジル代表は先制点を奪おうと攻勢を強めるなか、FWロドリゴがドリブルで中央を切り裂くとFWリシャルリソンへパス。リシャルリソンはダイレクトで絶妙なパスをFWネイマールへ送り、見事な連係でゴール前に到達した。
ブラジル代表のエースは狙いすました股抜きシュートを放つ。しかしクロアチア代表GKリバコビッチは文字通り壁となり、このシュートを完璧に防いで見せたのだった。
後半開始早々にもリシャルリソンとネイマールの連係で左サイドを突破したが、リバコビッチがこの場面同様に抜群のタイミングで相手FWとの距離を詰めてゴールを割らせない。数々の神セーブで、クロアチアの金星に大きく貢献した。
ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「詰め方が上手いんですよ、いいんですよ！タイミングも素晴らしい」とコメントすれば、視聴者も「うめぇぇぇぇ」「何点止めるんや」「全部止めちゃう」「これぞ守護神」「キーパー強すぎ」「なんでとめれんねん」「どんだけ防ぐねん」「守護神すぎる」と神セーブを連発するGKリバコビッチに驚愕の様子だった。
リバコビッチは準優勝を成し遂げた前回大会もクロアチア代表に招集されていたが、3番手GKだったため出番は訪れなかった。その時に得た経験を活かして、今大会は1番手GKで躍動。ブラジル代表との準々決勝でも11本のセーブ、PK戦でのPKストップもみせて、ベスト4進出の立役者となった。（ABEMA／FIFAワールドカップ カタール 2022）
