「俺は有名なヤンキーだ」から中学生がトラブルに 少子化で“自称”の傾向？ 専門家「認めてくれる人が周りにいない」

　どっちが埼玉で有名なヤンキーか——。
　そうしたやりとりが発端となり、埼玉県警は12月7日までに、指定暴力団住吉会系組員の男と、中・高校生の男女あわせて11人を、中学2年の少年1人を傷害・監禁した疑いで逮捕した。
【映像】“ヤンキー”めぐり中学生がトラブルに
　きっかけは、少年が中学3年の少女に送った、SNS上のダイレクトメールだった。少年が「君かわいいね。俺は埼玉で有名なヤンキーだ」と送ったところ、少女は「私の方が埼玉で有名なヤンキーだよ」と反論。少女が知り合いである組員の男に連絡すると、暴走族の少年少女ら約20人が、少年の自宅へ集まったという。