12月18日、FIFA ワールドカップ カタール 2022の決勝「アルゼンチン VS フランス」が行われ、3-3(PK:4-2)でアルゼンチンが優勝し、世界中が盛り上がりをみせている。
そんななか、ニュース番組『ABEMAヒルズ』では、今W杯開催中にSNSで話題となった『Jリーグ』というワードを振り返った。
この言葉は、クロアチア戦後に日本代表の長友佑都選手がインタビューでファンに向け呼び掛けたコメントで話題となった。
「ここにいる選手たちは、Jリーグで育って海外でプレーしている選手たちです。これから日本サッカーの発展のため、Jリーグをもっと盛り上げていかなければいけない。皆さんのお住まいの地域にJリーグのチームがあると思うので、ぜひ応援してもらえたらと思います」(長友選手のインタビュー)
この話題について、『ABEMAヒルズ』に出演した日本代表戦でABEMAピッチリポーター、決勝は日本でスタジオ解説を務めた元日本代表で現ヴィッセル神戸の槙野智章は、感想を明かした。
「僕ら選手としては、めちゃくちゃ嬉しいコメント。今大会で活躍した選手たちは、海外のクラブに所属している人が多い。その海外組の選手たちも、最初はJリーグで成長した選手たちなので、このW杯を見て好きになった人もたくさんいると思う。それで、その選手たちを見に行きたいと思っても、海外組だと見に行けない選手が多いが、自分の住んでいる街にプロサッカークラブがあって、好きなサッカー選手がいるということを探して、『Jリーグはこんなにも面白いんだよ』ということを発信していきたい」
これを機に、Jリーグも盛り上がって欲しいと願う槙野。Jリーグが盛り上がると、日本選手の個の力も盛り上がるきっかけにつながると話した。
「選手は見られてなんぼだし、選手にとっていい意味のプレッシャーになる。『週末は街から人が消えてスタジアムにみんなが行く』というサッカー文化が日本にも起きたらいいなと思う」
(『ABEMAヒルズ』より)