「にわかファンも含めて話題を作りたい」白鳥大珠、“対世界”への秘めた思い
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 ここまで長い道のりだった。2019年にRISE WORLD SERIES世界トーナメントを制した白鳥大珠だが、そこからは黒星も目立つように。梅野源治やムエタイ王者セクサンに勝った強さが発揮されない。6月の『THE MATCH』でもKO負けを喫した。

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「すべてはメンタルでしたね。自分を出しきれない試合が続いて。結局それは気持ちが乗ってなかった。格闘技を楽しいって思えてなかったんですよ。トーナメントで優勝して、1回満足しちゃったんですかね。格闘技が好きでやってるはずなのに、格闘技最高だって思えてなくて。だけど前回の試合では最高って思えました」

 前回の試合とは、10月のYA-MAN戦。いま乗りに乗っている相手からダウンを奪い、終盤の猛攻にも耐え抜いた。試合後の白鳥は「気持ちよかった」と語っている。

「次は、あの勝ちを無駄にしないためにも大事な一戦です」

 12月25日、白鳥が両国国技館大会で対戦予定であったアブデラ・エズビリが練習中のケガにより欠場。急遽、ISKAヨーロッパ・ライト級王者イリアス・バニス(モロッコ/Vos Gym/Fearless)との対戦が決定した。

 コロナ禍が落ち着きつつある中、外国人選手の来日や日本勢の海外遠征も活発になってきた。特にRISEは“対世界”に積極的に挑んでいる。ただそこでいい結果が出せていないという事実もある。やはり世界の壁は厚い。

「勝つのは大変だと思います。でも勝つのは前提。今回の対抗戦も理想は日本全勝ですよね。しっかり勝ちを拾っていく」

 世界に挑み、厳しい闘いに懸命に挑んでいる日本勢。しかし他のスポーツに比べてなかなか話題にならないという現状も、白鳥は意識していた。

「そこは悔しさがあります。でもサッカーの日本代表は、負けると思われていた試合に勝って盛り上がりましたよね。僕も勝って、にわかファンも含めて巻き込んで話題になればと。世界と闘うっていうのはそういうことだと思うので」

 強さ、勝利、その上積みとしての世間を巻き込むプラスアルファ。そこまで見据えての闘いだ。

「今回勝って、来年は海外でも試合がしたい」

 今の白鳥に迷いはない。

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