時にデジタル大臣として、時に消費者担当大臣として、2022年を駆け抜けた河野太郎大臣。Twitterのフォロワーは約266万人と政界でも断トツで、大臣室の様子やランチの写真を投稿、誤りのあるツイートをした一般人には反論するなど、その内容が度々話題になる。
Twitterをどのような考えで運用しているのか。25日の『ABEMA的ニュースかみついた・かみつかれた人 生相談SP』に河野大臣がリモート出演し、考えを明かした。
インターネットのあり方について、「それなりに自由な空間であることが評価されてここまで広がってきたと思っている。ただ、自由にはある程度の義務がかかるし、それを守る責任もある。匿名をいいことに他人を平気で誹謗中傷したり、リアルの初対面ではやらないのに口汚く罵ったりして、それを気にして自ら命を絶ってしまう方もいる。やはりネット上の誹謗中傷はそれなりの責任をとってもらわないといけない」との認識を示す河野大臣。そのために、Twitterでは「ブロック」で自ら防ぐことが必要だと指摘する。
また、自身に寄せられる“嫌な意見”はあまり気にしていないという。「どんなことにもいろんな意見がある。それが誹謗中傷であるならば、私のネットの世界からは退場していただくことにしている。また、ワクチンに関するデマについては、打つ・打たないは個人の自由だが、デマを流布して他人に迷惑をかけるのは許しがたい行為。必要な場合には必要な手段をとることもありうる」。
誹謗中傷をする人とデマを流す人はブロックする、と明言する河野大臣。元SKE48でタレントの須田亜香里が「“あいつブロックしたぞ”と言われるのが怖くて一度もしたことがない」との悩みを打ち明けると、「全然遠慮する必要はないと思う。誹謗中傷する人は防ぐのが大事だと思うし、許されないことだと、社会全体としてやっていかなければならない」と述べた。
さらに、ブロックした人の友人を経由して「ブロックを解除してほしい」との要望があり、対応したことがあるとも明かした。(『ABEMA的ニュースショー』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側