言葉の違いや育った環境の違いを超えて<家族>を作ろうとする人々の姿を描いた映画『ファミリア』(2023年1月6日公開)で、役所広司と吉沢亮が親子役初共演。陶芸工房で肩を並べて一緒に土をこねたり、ろくろを回したりして親子の絆を固め合った2人が、仕事をする上での“モチベーション問題”を語り合う。
役所が演じたのは、山里にある一人暮らしの自宅兼工房で昔ながらの焼き物作りに勤しむ神谷誠治。吉沢は誠治の一人息子でアルジェリアに赴任中の学を演じている。現地で出会った妻を連れて一時帰国した学と誠治のひと時の家族の時間に、隣町に住む在日ブラジル人と半グレのトラブルが忍び寄る。