2022年も様々な出来事があり、話題に事欠かなかったパ・リーグ。「パーソル パ・リーグTV」が配信した動画の視聴数を選手別に集計、年間ランキング6位に入った北海道日本ハムファイターズの万波中正について、元・千葉ロッテマリーンズの野球解説者・里崎智也氏が言及した。
万波はトータル647万PVで第6位にランクイン。野球通で知られるタレント・稲村亜美は、「身体能力の高さが魅力。2022年は準備の年で、2023年に花開いてほしい」と期待を寄せる。
そんな万波の動画の中で最も視聴数が多かったのは、実は2軍戦、7月5日に行われた東京ヤクルトスワローズとの試合で放ったホームラン。ヤクルト・嘉手苅浩太が投じた真ん中高めの球に崩されたような形となりながらも、豪快にスイング。すると、打球は快音を残してセンター方向へとぐんぐん伸び、そのままバックスクリーン右へ。なんとも驚くべきアーチとなった。
野球解説者のG.G.佐藤氏は「会心の当たりではないですけど、“ポテンシャルおばけ”」と、驚いた様子でコメント。一方、里崎氏は「イースタンで戦ったことがある選手なら全員がわかる、“鎌ヶ谷劇場”ですね。(打球が)めっちゃ伸びるんですよ、鎌ヶ谷(スタジアム)って。上がったらすぐフェンス入るぐらい」と説明した。
万波は2022シーズン、1軍では100試合に出場し、打率2割3厘で112三振と、やや確実性には欠けはするものの、14本塁打をマークするなど大器の片鱗を覗かせている。(ABEMA『バズ!パ・リーグ 2022年末SP』より)