【プレミアリーグ】クリスタルパレス0-4トッテナム(日本時間1月5日/セルハースト・パーク)
10試合連続の先制点献上という不名誉な記録を止めたのはエースだった。後半開始早々に左サイドからのふわりとしたクロスを相手DFを吹き飛ばす破壊力満点の豪快ヘディングで叩き込み、これにはファンも脱帽の様子だった。
【映像】 絶対的エース・ケインの破壊力満点の豪快ヘディング弾
前半をスコアレスで折り返したトッテナムには不穏な空気が流れていた。それもそのはず、前節アストン・ヴィラ戦終了時点で、10試合連続となる先制ゴールを相手に献上という不名誉な記録が続いていた。この悪い流れを絶対的エースが実力で断ち切った。
48分、中央でソン・フンミンのパスを受けたブライアン・ヒルが左サイドでフリーのペリシッチへと展開。するとこのクロアチア代表MFはファーへふわりとしたクロスを上げ、このボールに反応したケインが相手DFを吹き飛ばす豪快なヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。
ABEMAで解説を務めた粕谷秀樹氏が「前半の出来や後半の入りを考えるとトッテナムが先制するとは思わなかった」と語ったように、試合の主導権はホームのクリスタルパレスが握っていた中での貴重な先制ゴールとなった。
このゴールを皮切りにトッテナムは大量4ゴールを奪い快勝を収めている。W杯の中断明け以降、未勝利が続いていたことで自信を失っていたチームの息を吹き返えすキッカケとなったのは、この絶対的エースの得点だった。
(ABEMA/プレミアリーグ)