上皇ご夫妻が、先月下旬から風邪をひき、万全の体調ではないまま一般参賀などの新年行事に臨まれていたことがわかった。今は、ほぼ回復されているという。
上皇ご夫妻は2日、3年ぶりに行われた一般参賀に午前の3回出席された。側近によると、上皇さまは先月23日、89歳の誕生日を迎えて誕生日の行事に臨まれた翌日ごろから、発熱など風邪の症状が出ていて、万全の体調ではないまま一般参賀に出席されていたという。同じころ、上皇后さまも風邪の症状があったという。お二人とも、今はほぼ回復されているという。
一般参賀で、上皇后さまが上皇さまの背後に立ち、参賀者に手を振られていなかったことについて、側近は「上皇さまをお支えしないといけないという気持ちが強かったのではないかと思う」と述べた。また「上皇ご夫妻は、大事な新年行事をないがしろにできないという固い気持ちで臨まれたと思う」とも述べた。
上皇ご夫妻は、元日には、天皇ご一家らから新年の挨拶を受けられていた。(ANNニュース)






