日本ヘビー級、期待の星が見せた1ラウンド圧巻の衝撃KO劇に「倒れ方がヤバい」「ヘビー級とは思えないスピード」「マーク・ハントみたい」など、視聴者から驚きの声が殺到した。
1月6日にエディオンアリーナ大阪 第1競技場で亀田興毅がファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.4」が開催され、日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(KWORLD3)とスタット・カーラレック(タイ)が対戦。試合は1ラウンド、但馬がカーラレックを完全KO。デビュー以来、4戦連続1ラウンドKOで勝利を収めた。
但馬はこれまでプロ3戦連続KO勝ち。日系ブラジル人という縁もあり、故アントニオ猪木さんに生前に面会を果たし、入場曲に「INOKI BOM-BA-YE」の使用許可を快諾された選手。さらに元K-1ヘビー級王者のピーター・アーツに指導を受けるなど、日本格闘技界が期待するヘビー級選手だ。対するカーラレックも4連勝中と好調だが、当初の対戦相手の代役として10日前にオファーを受け、大会前日に来日するなど緊急参戦となった。
試合は1ラウンドわずか1分で決着した。但馬はゴングと共にヘビー級とは思えない速い連打を見せ、カーラレックの反撃に対しては微動だにしない。ひと呼吸おいて左一発で相手を仰け反らせると、ABEMAの視聴者からは「体格差エグい」「ボディが全く効かない」「相手が心配」などの声が上がる。
さらに但馬は追撃でよろめくカーラレックを一方的に殴り続け、相手の反撃パンチを顔面で受けながらぐいぐいと前進。ボディ、さらにガード上から顔面など、上下にパンチを振り回してあっという間にノックアウトしてみせた。勝負が決する瞬間、カーラレックは前のめりに崩れ落ち、力を振り絞って立ち上がる素振りをみせるも、最後はガクリと力尽きた。
試合時間はわずか1分15秒。あまりにも早すぎるKO劇に「危ない試合」「ヘビー級とは思えないスピード」など視聴者は騒然。また、その豪腕ぶりから「K-1のマーク・ハントみたいだ」といったコメントが並んだ。
試合後、リング上で但馬自身が急遽対戦に応じてくれたカーラレックに謝意を述べたが、直前の対戦者変更を考慮しても驚きと衝撃の圧巻のKO劇。「伸びしろが未知数すぎる」「次は東洋のランカーとの試合が見たい」「海外の本場での対戦を味わって欲しい」など、ファンからは“日本ヘビー級の夢”・但馬ミツロに対する期待の声が数多く寄せられた。
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