将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は1月15日、朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦で阿久津主税八段(40)と午前10時から対局を開始した。藤井竜王にとっては、過去に3回の優勝を飾った相性の良い棋戦。2年ぶり4度目の優勝へ、まずは初戦突破を狙う。勝者は午後2時からベスト4入りをかけて2回戦を戦う。
藤井王将は、2016年10月に四段昇段。第35期竜王(1組以上:2期)、順位戦A級(A級:1期)。タイトル獲得は通算11期、最多の五冠保持者で、現在は初防衛がかけて羽生善治九段(52)と王将戦七番勝負を戦っている。棋戦優勝は、2017、18年、2020年の朝日杯優勝含む6回。前回は準々決勝で敗退しており、今期は2年ぶり4度目の優勝に向けて、まずは初戦突破に焦点を合わせる。
阿久津八段は、1999年10月に四段昇段。竜王戦3組(1組:6期)、順位戦B級1組(A級:2期)。タイトル歴はないが棋戦優勝は2回あり、うち1回は第2回(2008年度)朝日杯。2度目の優勝を期し、強敵撃破に挑む。
両者の過去の対戦は3局あり、藤井竜王の全勝。互いに優勝経験を持つ本局で勝利を飾るのはどちらか。持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は藤井竜王に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





