1月21日(土)に横浜アリーナで開催された『WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ』で事件が勃発した。オカダ・カズチカ&真壁刀義vs清宮海斗&稲村愛輝組のタッグマッチで、オカダ・カズチカと清宮海斗が壮絶な場外乱闘を繰り広げた末にノーコンテストに。場内が大ブーイングで騒然となる中、マイクを握った清宮がシングルマッチでの対戦を要求。それでも一度は清宮に背を向け、花道を後にしたオカダに向かって清宮が「ビビってんのか?ビビってるんだったら、帰れ!オイ!」と畳みかけて再び乱闘状態に発展。その後、控室に引き上げていく清宮には大ブーイングが浴びせられる遺恨試合となった。
事件は清宮の顔面キックから始まった。リング中央で稲村を締め上げるオカダ。しかし、清宮に視線を向けることなく、背中を向けたことで“挑発”ともとれる行為に清宮が反応。リングインすると右足で3度オカダの背中に蹴りを見舞うと、オカダが視線を外した次の瞬間、死角から左ミドルで顔面を蹴り上げた。
これにオカダが激怒。清宮を追いかけて場外乱闘に発展。清宮に覆いかぶさるなり、猛烈な勢いで殴る蹴る。そのオカダの額には鮮血が確認できた。これに清宮が応戦。場外でオカダにジャーマンを決めるなど、オカダに負けまいと鬼の形相。両陣営が入り乱れる中、ノーコンテストを告げるゴングが打ち鳴らされた。
場内騒然となる中、オカダに続いてリングを後にした清宮。その背中には容赦ないブーイングが浴びせられた。