【プレミアリーグ】アーセナル3-2マンチェスター・ユナイテッド(日本時間1月23日/エミレーツ・スタジアム)
イングリッシュ・プレミアリーグ第21節のアーセナルvsマンチェスター・ユナイテッドがエミレーツ・スタジアムで行われ、アーセナルが3-2で勝利した。アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、後半スタートから右サイドバックとしてピッチに立つと、一時逆転となるゴールをアシストしている。
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前節、トッテナムとのノース・ロンドン・ダービーを制した首位のアーセナル(勝ち点47)が、マンチェスター・ダービーを制した3位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点39)をホームに迎えた。
今季ここまでわずか1敗のアーセナルだが、その1敗は第6節のオールド・トラッフォードで行われたユナイテッド戦。首位独走に向けてシーズンダブルは避けたいところ。そのためか、試合の入りからアーセナルが積極的にプレスを仕掛けて主導権を握る。
しかし先制したのはユナイテッドだった。17分に、ワンタッチでトーマスのマークを外したラッシュフォードが右足を一閃。アウトにかかったボールが鋭く曲がってゴール左に突き刺さった。
するとアーセナルもすぐに反撃を開始。24分にはパス交換で左サイドを攻略すると、飛び出したジャカが入れたダイレクトのクロスボールにエンケティアが頭で合わせて、すぐさま試合を振り出しに戻した。
そのままハーフタイムを迎えると、アーセナルは押し込まれていた右サイドに冨安を起用。すると53分にはその冨安のアシストからサカのスーパーミドルシュートが炸裂し、アーセナルが逆転に成功する。
ところが喜びも束の間。59分には、ユナイテッドがセットプレーの流れからマルティネスのダイビングヘッドが決まって試合は再び振り出しに。
試合終盤は、ホームのアーセナルがさらに勢いを増して攻め込んでいく。83分にはブライトンから新加入のトロサールを投入。迎えた90分にはそのトロサールのドリブル突破からチャンスを作ると、最後はエンケティアがバックヒールで押し込む。これが決勝点となり、上位対決を制したアーセナルが貴重な勝ち点3を獲得した。
(ABEMA/プレミアリーグ)