住宅ローン専門金融機関のアルヒ(ARUHI)が選ぶ「本当に住みやすい街大賞2023」で、東京・西八王子がトップになった。その魅力を探るべく、八王子出身のアンジャッシュ・渡部建がスキャンダル以降、3年ぶりの「街ロケ」として訪れた。今回はその後編だ。
西八王子から移動してJR八王子駅前を歩いていると、地元出身のROLANDがプロデュースしたイタリアンレストラン「BELLA NOTTE」を見かける。ローランド像を前に、渡部は「たぶん中学一緒」だというが、ブームのタイミングもあって、あまり接点がないと話す。
「ローランド様とそんなに絡んでない。彼がこう(メディアに出て)来たときに、私はとある理由でこう(出なく)なった」(渡部)
ワニ肉を扱う自販機へ寄りつつ、「八王子の飲食店でいま一番ホット」で、市外の人からも「行った?」と聞かれるほどだという「淳ちゃん寿司」へ。名物「海鮮丼」(1500円)の食レポを披露しながら、店主の淳ちゃんこと地引淳さんの腕前にもきちんと触れる。
「イワシからいただきます……脂のってる! しかも、このひと切れの大きさ。カットが肉厚で贅沢。エビフライが入っていて、『ラッキー』って思うでしょ? 生魚切って、揚げ物もやっているってことなのよ。あの人数で、あのメニュー数をこなしているって、相当すごいことをやっている」(渡部)
ネタの上に中落ちが乗った「本まぐろ3貫盛り」(900円)の食レポも欠かせない。
「ワケわかんない! 噛んでも噛んでも、大トロの脂もあるけれど、上に乗ってる中落ちが(口の中から)なくなる。ご飯と中落ちがどんどん混ざって、脳みそのキャパを超える」(渡部)
地引さんからサインを求められると、快諾しながら「(以前に訪れたときだったら)たぶん自粛中だったんで断ってたと思う」と答える渡部だった。
西八王子に戻り、「蕎麦 坐忘(ざぼう)」へ。趣味の高校野球観戦の際、渡部が必ず立ち寄るという店だ。今回の街ロケには、渡部に憧れる『ABEMA的ニュースショー』のAD、上海出身の金ちゃんがディレクター初挑戦を兼ねて同行している。そんな金ちゃん、来日してから「そばの食べ方がわからない」という。
中国では麺を吸う文化がなく、渡部は「空気と一緒にズッと吸い込むから、香りがパッと広がる。だから音を立てて食べる文化が、日本にはある」と説明しながら、ここ数年での心境の変化を語る。
「基本的には、自由に何でも食べればいい。俺も自粛前は、あーだこーだテレビで言っていたけれど、『そういうのどうでもいいな』と。食べ方も好きにすればいいなと思う」(渡部)
そばを食べ終え、西八王子駅前へ。朝から夕方までの長時間ロケを通して、渡部は地元住民のあたたかさに触れた。
「一般の方と絡む時、不安もあったけれど、みんなすごく優しくて、ありがたかった。感謝の気持ちを忘れずに、また頑張りたい」(渡部)
渡部に続く第2弾として、番組内では投資トラブルが発覚したTKO木本武宏の「復帰ロケ」が提案された。相方の木下隆行が「ぜひコンビでお願いします」と懇願するなか、千原ジュニアは「おイタした人が、復活で金ちゃんとロケに行くのはいい。中和される」とコメント。マンボウやしろも「渡部さんやっぱりロケうまい。(復活の場として若手スタッフの)育成ってジャンルある。TKOさんも腕があって、いろいろあったので、育成を1回挟むのはめっちゃいい」と語った。(『ABEMA的ニュースショー』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側