『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、お笑いコンビ・ティモンディ(高岸宏行、前田裕太)がしくじり先生として登場。プロ野球選手になる夢をあきらめた高岸が、芸人を目指すことになった理由を語った。
【動画】ティモンディ結成時の夢が叶った瞬間(9分40秒頃~)
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、高橋みなみ、国本梨紗、JO1の佐藤景瑚らが出演。
プロ野球選手を目指すも、大学生の時に自分を追い込みすぎてひじを故障し、夢をあきらめた高岸。それまでは試合という表舞台に出るのが当たり前の環境だったが、野球を離れてからは「裏方のすごさ、支えの存在に気づいた」といい、「これからの人生は人を応援する側に回りたい!」と、進むべき道を見出したという。
そんな時、高岸はある人物に心を大きく動かされる。それは、東日本大震災の復興支援活動をしていたお笑いコンビ・サンドウィッチマンだった。野球一筋だった高岸は、お笑い芸人という職業についてよく知らなかったが、「芸人は人を応援できる仕事だと知って、芸人になりたいと思うようになった」という。吉村が「サンドウィッチマンは応援している人という認識だった?」と聞くと、高岸は「すごい応援団がいるなと」と答え、笑いを誘った。
その後「お笑いはコンビでやるものらしい」と知った高岸は、高校の同級生で親友の前田に連絡を取り、「芸人になりたい」と相談した。当時、成績優秀だった前田は弁護士を目指していたが、「楽しそうだからいいよ!」とまさかの快諾。さらに、高岸が夢をあきらめたことを知っている前田は、コンビ結成時「プロ野球選手とは違う道でも、いつか始球式のマウンドに高岸を立たせてやる!」と約束したという。
こうしてティモンディは、憧れのサンドウィッチマンがいる事務所に所属し、お笑い芸人としての活動を始めた。最初こそうまくいかなかったが、「やればできる!」のフレーズに活路を見出すと、徐々にテレビにも出演するようになっていった。
そして2020年、芸歴6年目のティモンディに、念願の始球式のオファーが舞い込んできた。それは「高岸をマウンドに立たせる」という、コンビの夢が叶った瞬間だった。感動のVTRはABEMAで配信中だ。