マツコと有吉が加齢による体の変化を告白。2人は盛り上がりを見せていたが、スタジオにいる若者たちは共感ができず、静まりかえる場面があった。
2月3日に放送された『マツコ＆有吉 かりそめ天国2時間SP』（テレビ朝日）では、トークコーナーで有吉弘行が年齢と共に高音が聞き取りにくくなってしまったことを告白した。
有吉はある報道・情報番組を視聴していた時、「この音はなんと聞こえますか？」と問われ、「おじさんの声で『ハイ、がんばろー！』でしょ」と心の中で回答したという。すると次の瞬間「50代以上の方は“ハイ、がんばろー！”と聞こえたはずです。若い人は赤ちゃんの声で“あーいーいー”って言っているのが聞こえますね」というアナウンスが流れたそうだ。これに有吉はショックを受けたそう。
たかしま耳鼻咽喉科の高島雅之氏によると、高齢者が高音を聞き取れない理由は「モスキート音と呼ばれる超高周波音を聞き取る細胞の能力が年齢と共に低下する」からだという。
有吉が「そう思うと若い人の音楽とかの聞こえ方って俺らと違うんだろうねってね」と話すと、マツコ・デラックスも「そうだろうね」と同調した。
さらに年齢は視力にも影響を及ぼしているという。有吉は先日キャッチボールをしてたら、乱視の影響かボールを捕球できず、頭に当たってしまったそう。これを受けマツコも「アタシ、本当に老眼がひどいから、（惣菜のお寿司に）醤油をかける時に箱からちょっとズレてたもん」と切り出す。
マツコは朝起きて直後だと視界がぼやけているため、すぐに老眼鏡をかけているそうだ。有吉とは加齢による体の変化について話題は尽きず盛り上がっていたが、一方で収録スタジオは静まりかえっていた。この様子を見て、マツコが「若者たちがドン引きしてるよ」とポツリ。
しかし有吉は「でもみんなもいつかこうなるのよ。そしてそんな俺たちは面白くなってるから。机にソースかけてるし、モスキート音は聞こえないしでさ」と前を向くと、マツコが「面白いよね、私たち。そんな初老2人で（この番組は）やってるんですよ」とまとめていた。
（『マツコ＆有吉 かりそめ天国』より）
