【プレミアリーグ】ブライトン1-0ボーンマス(日本時間2月5日/アメックス・スタジアム)
まるで時が止まったかのように華麗なパスだった。三笘薫は、左サイドでボールを受けると、針の穴を通すかのようなアウトサイドでのクロスを供給した。このプレーには解説の鄭大世氏も「ミトマジック」と独特なユーモアで称賛している。
スコアレスで迎えた48分、三笘薫は左サイドで味方からパスを受けると得意のドリブルではなく、右足アウトサイドを使って絶妙なクロスボールをボックス内に供給した。ボールは相手DFの間をすり抜けていき、FWウンダヴに通るかと思われたが、惜しくも相手GKにキャッチされてしまった。素晴らしい技術をみせて、繋がれば得点かというチャンスを演出した見事なプレーに現地ファンからも大きな拍手が巻き起こった。
ABEMA解説の鄭大世氏は「ミトマジックが出かけました。おしい、本当にセンチ単位」とのコメントを残した。
加えて、 ABEMA実況の寺川俊平氏からの「あのスピードの右アウトは上げれるものなのか?」という質問に対しては、「三笘だったら内股気味なのでできると思います。少し手前だったらGKがはじくか通過してたんで、いい判断でしたね 」と回答し、クロスを選択したプレーを賞賛した。
視聴者は、「すごいとこ狙うな」「よく見てんな…」「かっこいいパス」と技術を絶賛した。また、「デブライネかよ」「モドリッチやん」「ミトリッチ」「ドリブルのできるモドリッチは草」「モドリッチのアウトサイドパスやん」と名だたるパスの名手たちに例えるコメントを残している。
三笘薫はドリブル突破の能力にフォーカスされることが多い選手だが、パスの技術や精度も並外れたものを持っていることを証明するようなプレーだった。これからの彼にはゴールだけでなく、アシストの量産も期待していいだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)