【プレミアリーグ】ブライトン1-0ボーンマス(日本時間2月5日/アメックス・スタジアム)
3連続で訪れた決定機を全て決めることができなかった。三笘薫の同僚FWウンダヴは外した自分も「信じられない」という表情を浮かべ、思わず頭を抱えた。本人のショックは計り知れないが、それは仲間の2人も同じ。ボールが大きく外に出た瞬間、三笘とウェルベックを含む3人が揃って悲劇を嘆いた。一方で視聴者は「歴代珍プレー」 とあまり見ることができない珍プレーを少し楽しんでみていたようだ。
スコアレスで迎えた13分、ブライトンに先制点のチャンスとなる決定機がやってきた。
FWウンダヴが、相手GKのパスをカットしてドリブルでボックス内まで侵入する。決定的なチャンスで放った1本目のシュートは相手DFのブロックにあい、2本目のシュートはGKが見事にセーブした。そして狙いを定めて打った3本目のシュートはポストを直撃。3本連続の決定機をことごとく外してしまった。「もう外せない」という気持ちがプレッシャーをどんどん大きくしたのかもしれない。
ABEMAで解説を務めた元北朝鮮代表・鄭大世氏は、「こんなことが…決めたかっただろうな…ゴールのにおいがしますよね。点を取れる選手は。ゴール前の切り返しもすごく落ち着いていましたし。最後右に蹴る振りして左で蹴ってた、フェイントと駆け引きもできてたので巧な技術も出てましたね」とストライカーの視点で、ゴールこそ奪えなかったもののシュート技術の高さを評価した。
ABEMA視聴者は「歴代珍プレーw」「3回打ったのに」「そんなことありえる」「珍プレーで一生残りそう」「面白動画行きだな」「スリーポイントじゃん」「嘘だろ」「実質ハットトリック」と同情しつつも、なかなかお目にかかれない珍プレーに興奮気味の様子だった。
ウンダヴは昨シーズンにユニオン・サン=ジロワーズでリーグ戦25ゴール10アシストの大活躍を披露。ベルギーリーグ得点王の看板を引っ提げて今季よりブライトンに活躍の場を移しているが、まだプレミアリーグ初ゴールを決めることができていない。環境には適応しつつあり、そろそろ歓喜の瞬間が訪れてもおかしくはないだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)