ブライトンの日本代表MF三笘薫が、レスター戦で決めた衝撃的なゴラッソを振り返った。「自信になった大きなゴール」という一発が生まれたわけを明かしている。
1月21日に行われたレスター戦で先発出場した三笘は、スコアレスで迎えた22分に左サイドからカットイン。そのまま中央にボールを運び、左45度の位置から右足でコースを狙ったカーブシュートを放つと、ボールは美しい弾道でゴールネットへと吸い込まれた。
【映像】デル・ピエロも称賛 三笘薫のゴラッソが生まれた理由
イタリアのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏を彷彿させる左45度からの衝撃的な一発。後に本人も「おめでとう」と称賛するなど大いに話題となったゴールだ。
このシーンについて三笘はまず、エクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンの動きが重要だったと語った。
「エストゥピニャンがいい位置で受けてくれて、早めに(ボールを)もらったので、エストゥピニャンがどういう動きをするかを見ながらなるべく相手を引きつけました」
インナーラップするエストゥピニャンをおとりに、三笘はゴール方向へカットインし「ペナルティ付近に来た時にはシュートを決断」した。しかし自分が思っているよりもボールがマイナス方向に流れてしまった。しかし結果としてはこれが功を奏する。
「マイナスに行けば行くほど相手からは遠くなるので、シュートが難しくなるが(シュートを打つ)余裕はできる。相手から離れたことで自分自身もミートに集中することができた」
三笘が得意とする形だが、実はカットインからのゴールはプレミアリーグで初。「カットインからシュートを決められていなかったので、1つ自信になったゴールでもあり、チームメートからもここでボールを持てば近づかないでカットインのスペースを開けようと思ってもらえるようになった。大きなゴール」と、このゴールが自信をもたらしチームメートに知ってもらうきっかけになったようだ。
(ABEMA/MITOMA~頂点を目指す者~)
(C)Aflo