【ブンデスリーガ】ケルン3-0フランクフルト(日本時間2月13日/ラインエネルギーシュタディオン)
元日本代表主将・長谷部誠は39歳となった今でも健在だ。相手チームにディフェンスラインの背後を突かれるも、的確なカバーリングでピンチの芽を摘んだ。このさすがの守備に視聴者からは「これはカイザー」「うますぎるんよ」など賛辞が相次いだ。
【映像】“フランクフルトの皇帝” 長谷部誠、熟練のディフェンス 健在ぶりを発揮
スコアレスで迎えた14分、フランクフルトはピンチを迎えた。右サイドからビルドアップを行っていたフランクフルトのミスを突いたケルンが、同サイドの背後にスルーパスを送る。ケルンFWティッゲスが見事な抜け出しでボールを受け、ゴール方向に迫っていった。
このピンチの芽を摘んだのが長谷部だった。3バックの中央で先発出場していた39歳のベテランは、相手チームのスルーパスに反応する形で右にスライドし、ティッゲスがペナルティエリア内でグラウンダーのクロスを上げたところで、パスコースを切ってブロック。そのこぼれ球を再びティッゲスが拾うも、タッチライン際に追い詰めて最後はミスを誘いGKからのマイボールにしてみせた。
ABEMAで解説を務めた川勝良一氏は「シンプルだけど入れてくるので長谷部の守り方は非常にいいですよね」と熟練のディフェンスを賞賛するコメントを残した。
39歳となった長谷部は今節を含めて直近3試合続けてスタメン出場とその健在ぶりを発揮している。ブンデスリーガというトップレベルでも第一線で活躍し続けているのは、さすがとしか言いようがない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)