【プレミアリーグ】アーセナル1-3マンチェスター・シティ(日本時間2月16日/エミレーツ・スタジアム)
イングリッシュ・プレミアリーグ第12節延期分のアーセナルvsマンチェスター・シティが行われ、3-1でマンチェスター・シティが勝利した。アーセナルの日本代表DF冨安健洋は10試合ぶりのスタメン出場を果たし、83分までプレーしている。
【映像】冨安のバックパスからのミスを逃さないデ・ブライネの美麗ループ
首位に立つアーセナル(勝ち点51)と、1試合消化が多い2位のマンチェスター・シティ(勝ち点48)による首位攻防戦。本来は10月19日に予定されたカードだが、エリザベス2世女王の崩御を受けて延期されていた。
試合はホームのアーセナルがかなり高い位置からプレスを仕掛けて、主導権を握りにかかる。すると22分にはオレクサンドル・ジンチェンコのクロスボールにゴール前でフリーとなっていたエディー・エンケティアが頭で合わせる。これは惜しくも枠を外したが、アーセナルが勢いを持って攻め込んでいった。
しかし先にスコアを動かしたのは、アウェイのマンチェスター・シティ。冨安のバックパスが短くなったところを見逃さなかったケヴィン・デ・ブライネが、ダイレクトでループシュートを放つとこれがゴールネットを揺らした。
すると今度はアーセナルにチャンスが訪れる。40分にボックス内に抜け出したエンケティアが、飛び出したエデルソンよりも早くボールに触ってシュート。ゴールラインに向かって転がっていったが、ぎりぎりのところでナタン・アケがクリアした。
ところが、エデルソンとエンケティアの接触した場面で、レフェリーはPKがあったと判断。アーセナルはこのチャンスをブカヨ・サカがしっかりと決めて、同点で試合を折り返した。
迎えた57分、スルーパスに反応したハーランドがガブリエウを引き連れてボックス内へ。そのままもつれる形で倒されると、レフェリーは笛を吹いてPKスポットを指差した。ところがVARが加入し、ハーランドのかかとがわずかにオフサイドにかかっていたとのことでPKは取り消しとなった。
しかし72分、マンチェスター・シティがカウンターを仕掛けると、ベルナルド・シウヴァのスルーパスにハーランドが反応。さらに中央へ折り返すと、イルカイ・ギュンドアンがスルーした大外から入ってきたジャック・グリーリッシュが蹴り込んで勝ち越しに成功した。
さらに82分にはギュンドアン、デ・ブライネと繋いで、最後はハーランドが蹴り込み3点目を奪った。そのまま試合は終了のホイッスルを迎え、勝利したマンチェスター・シティが首位浮上。敗れたアーセナルは1試合消化が少ない中で2位後退となった。
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