【プレミアリーグ】アーセナル1-3マンチェスター・シティ(日本時間2月16日/エミレーツ・スタジアム)
冨安健洋のまさかのミスが、大事な首位攻防戦の失点に繋がってしまった。ゴールネットを揺らされた瞬間、天を仰ぐ日本代表DF。そこに駆け寄り叱咤激励したのがノルウェー代表MFウーデゴールだった。キャプテンの愛のある対応に「優しいな」と視聴者も感動する一幕があった。
勝ち点3差で迎えたマンチェスター・シティとの首位攻防戦、アーセナル冨安は10試合ぶりに先発出場し、右サイドバックでプレーした。迎えた24分に、ノルウェー代表FWハーランドが競り合ってこぼれたボールに冨安が反応する。対峙するイングランド代表MFグリーリッシュのプレスを受けながらも、先に体を入れてGKへのバックパスを選択した。
するとこのパスが思っていた以上に短く、中途半端な対応となってしまう。そこを狙っていたベルギー代表MFデ・ブライネが、左足でダイレクトループシュートを放つと、ボールは弧を描いてゴールネットに吸い込まれた。
このシーンについて解説を務めた槙野智章氏は「1つのミスが失点につながる」と指摘。一方で「デ・ブライネもバックパスを狙っていましたね。このシュートも簡単ではない。ワンタッチでちゃんと枠に持っていく力もさすが」と、デ・ブライネのシュートセンスを称えた。
まさかの失点に思わず天を仰ぐ冨安。そこへすぐさま駆けつけたのが冨安と同い年でありキャプテンを務めるウーデゴールだった。一言、二言会話をすると下を向く冨安の顎を持ち上げ「顔を上げろ」と言わんばかりのジェスチャー。これには視聴者たちも「ウーデゴール優しいな」「キャプテンの愛」「ウーデゴールイケメンやな」と反応を見せた。
ウーデゴールの叱咤激励を受けた冨安は直後にボックス内でボレーシュートを放ち、後半に入るとタイミングの良いオーバーラップからチャンスを作り出すなどミスを取り返すほどのプレーを見せた。
(ABEMA/プレミアリーグ)