ブライトンに所属するMF三笘薫が、日本代表の中心選手になるための今後の目標を語った。
昨年行われたFIFA ワールドカップ カタール 2022では、全4試合に途中出場。スペイン戦では日本を熱狂させた“三笘の1ミリ”で決勝点をお膳立てするなど日本のベスト16進出に貢献した。
【映像】「結果しか出さない男」ブライトン三笘薫、16試合5ゴール1アシストをマークし絶好調
しかし三笘自身はジョーカーの役割に満足していない。次回の2026年大会では「こいつを中心でやらせないといけない」と思わせる選手になりたいとの思いを口にした。
そのためにもまずはクラブチームでの活躍が不可欠だ。現在プレミアリーグでは16試合で5ゴール1アシストをマーク。チームも昨年の9位を上回る6位と好調。三笘は欧州カップ戦の出場権やタイトルなど目に見える結果を目指している。
「ブライトンは去年9位でプレミアリーグで最高順位。まずはそれを塗り替えたい。なるべく高い順位でシーズンを終えたい。チャンピオンズリーグを狙っていきたいですし、FAカップも残っているので、そのタイトルも取りたい」
三笘の口からもでた「チャンピオンズリーグ」の言葉に、インタビューアーを務めた内田篤人氏も反応する。「チャンピオンズリーグに出て活躍する姿が見たい」と期待を込め「チャンピオンズリーグってどんな大会だと思いますか?」と質問した。
これに三笘は「僕が聞きたいですね」と逆質問。「チャンピオンズリーグには化け物しかいない。非常に楽しいところです」と、4大会に出場しベスト4を経験した先輩らしい回答をした。三笘も「プレミアリーグの強い選手たちが、他のリーグの強い選手たちと戦っている訳ですから、そりゃそうですね」とチャンピオンズリーグでの戦いに心を躍らせた。
最後に三笘は今の目標をユニフォームに書いた。そこには「歴史を塗り替える」と書かれていた。
「抽象的ですけど、W杯での代表もそうですし、自分自身のプレミアリーグでの成績、チャンピオンズリーグに出て内田さんのベスト4以上もいけたらという意味。決勝に行く。優勝になっちゃいますけど。今後塗り替えていけたら」
歴史を塗り替える三笘の戦いは始まったばかりだ。
(ABEMA/MITOMA~頂点を目指す者~)
(C)Aflo