第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する日本代表（侍ジャパン）の宮崎キャンプがスタート。初日の打撃練習では、ヤクルト・村上宗隆内野手、巨人・岡本和真内野手、西武・山川穂高内野手という長距離打者が同じ組に入り、本塁打性の当たりを連発して観客を沸かせた。
エンゼルス・大谷翔平投手、パドレス・ダルビッシュ有投手らMLB組に、ヤクルト・村上宗隆内野手、ロッテ・佐々木朗希投手らNPBのスター選手が融合し“史上最強”の呼び声も高い今回の侍ジャパン。打者では、二刀流の大谷を筆頭にカブス・鈴木誠也外野手、レッドソックス・吉田正尚外野手、村上、岡本、山川、DeNA・牧秀悟内野手と錚々たる強打者が並ぶ布陣となっている。
キャンプ初日の17日、シートノックに続いて行われた打撃練習では、2組目に村上、岡本、山川が登場。柵越えの競演が期待される中、3者ともに序盤から軽いスイングにもかかわらずフェンスオーバーしてみせた。徐々にスイングの強度を上げていった中盤以降は、さらに打球の勢いは増していく。時折笑顔を見せるなどリラックスした雰囲気ではあったが、力強いスイングから本塁打性の打球を連発すると、見守る観客からは大きな拍手やどよめきの声が上がっていた。
中継するABEMAでも「村上今ので入るのか」「岡本上がってる」「山川すげえ」といったコメントが多く見られた。WBCに向け早めに仕上げてきただけあって、どの打者も状態はいいようだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
