第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表(侍ジャパン)の宮崎キャンプが2月17日にスタートした。初日の打撃練習で、ヤクルト・村上宗隆内野手が早速さすがの打棒を見せつけると、チームメートである侍ジャパンの打者たちも呆れたような表情を見せる一幕があった。
巨人・岡本和真内野手、西武・山川穂高内野手ら各チームの主砲が並ぶメンバーにあって、昨季56本塁打を記録するとともに史上最年少での三冠王を達成した村上の打撃は別格だった。打撃練習の2組目に登場した村上は、練習序盤から軽々とフェンスオーバーしてみせると、その後も鋭い打球を連発。力強いスイングからセンターバックスクリーンを直撃する打球を放つなど調子の良さを見せた。
村上の圧巻のフリー打撃を見ようと、同組の終盤にはソフトバンク・近藤健介外野手など次の組を待つ打者たちが村上の打席に集まってくる様子も見られた。村上が柵越えを連発した際には、ゲージの後ろからそれを見ていた侍ジャパン選手たちが打球の行方を見ながら「飛ばすなあ」とでも言っているような表情を見せていた。
この様子にABEMAのコメント欄でも「村上やっぱり凄いな」といった声とともに「村上のを皆後ろでみてるな」「人多すぎ」と指摘する声も。史上最強とも言われる今回の侍ジャパンの4番は村上で決まり、というコメントも目立っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




