【プレミアリーグ】アーセナル1-3マンチェスター・シティ(日本時間2月16日/エミレーツ・スタジアム)
怪物FWのゴールラッシュはとどまることを知らない。首位攻防戦となった天王山で、ハーランドは今季プレミアリーグ26得点目となるゴールを挙げて、勝利を大きく手繰り寄せた。ハーランドの利き足は左足だが、右足でシュートにもっていった一連の動きをABEMA解説の槙野智章が大絶賛している。
【動画】元日本代表・槙野智章 “怪物”ハーランドの メモリアル弾を分析
1–2とマンチェスター・シティがリードして迎えた82分、ドイツ代表MFギュンドアンが中央の狭いスペースをドリブルで抜けていき、ペナルティエリア内に走りこんだベルギー代表MFデ・ブライネに縦パス。パスを受けたデ・ブライネはワンタッチでグラウンダーのクロスを差し込む。そこにいたのは怪物・ノルウェー代表FWハーランドだった。ハーランドは利き足である左足で右足でシュートを打てる場所にコントロール。右足でシュートを放ち、見事ゴールを奪った。
ABEMAで解説を務めた槙野智章はこのゴールを大絶賛。「ギュンドアンがうまかったですね。狭いスペースでラストパスを送って、デブライネもよく見えていました」とハーランドにボールがわたるまでの2選手の活躍に言及している。また「簡単じゃないですよ。本来なら左利きなので外側にトラップしたい。外側にトラップしてしまうと相手に距離を詰められてシュートコースがなくなるので、あえて遠い右足に置いてファーに打つ。かなり難易度の高いトラップからのシュートですね」とストライカーの技ありの動きを分析した。
視聴者は「完璧に崩したな」「飛び出しが完璧」と世界屈指の攻撃陣の圧巻のプレーに完璧というほかなかったようだ。「シュートがうまい」とハーランドのフィニッシュの精度についてのコメントも寄せられた。一方で「やられたかー」と、アーセナルファンからは絶望の声も届いた。
この得点で、ハーランドはマンチェスター・シティにおけるリーグ1シーズン最多得点記録に並んだ。このままいけば残り15試合で確実に記録更新となるだろう。毎試合、当たり前のように得点を重ねる!“怪物FW”のゴールラッシュは留まることを知らない。
試合は、怪物FWのゴールでアーセナルにとどめの3点目を刺したマンチェスター・シティが、今節の勝利で首位に浮上した。
(ABEMA/プレミアリーグ)