第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表(侍ジャパン)の宮崎キャンプで、ホームランバッターに交じって打撃練習を行ったソフトバンク・周東佑京外野手が負けじと(?)スタンドに打球を突き刺し、観客を沸かせた。
国内組を中心にスタートした宮崎キャンプ初日。打撃練習の2組目は、ヤクルト・村上宗隆内野手、巨人・岡本和真内野手、西武・山川穂高内野手という長距離打者3人に周東という顔ぶれで始まった。各チームで4番を張り、侍ジャパンでも4番候補と言える3人と比べると、周東は連続試合盗塁記録の世界記録を持つ“足のスペシャリスト”。明らかに1人だけタイプが違うこともあり、周東は驚いたような、状況を楽しむかのような笑顔を見せながらフリー打撃のケージに入った。
しかし、周東は打席で力強い打撃を披露。鋭いスイングからライトスタンド中段に運ぶ特大弾を放ってみせた。これには練習を見ていた観客からもどよめきの声が上がると、ABEMAで解説を務めた川上憲伸氏も「あれ?めちゃくちゃ飛んだんじゃないですか?」と驚きの声を上げる。
走力のイメージが強い周東だが、昨シーズンはサヨナラ弾を含む5本塁打を放つなどパンチ力も兼ね備えている。ABEMAの視聴者からは「すげえ飛んだw」といった声に加え「周東は怪我して肉体改造してるからな」「周東普通にホームラン打つで」「結構パワーあるよね」「周東なめんな」というコメントが寄せられた。
川上氏は「4番あるんじゃないですか?」と冗談めかして称賛したが、コメント欄には「周東センターいけるな」「1番センター周東でいいんじゃない?」と活躍を期待する声も。周東の打撃が絶好調ということになれば、チームを率いる栗山英樹監督にとっては嬉しい悲鳴となりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




