養子あっせん業者の廃業で消えた“命の記録” 出自を知る権利をどう担保? 安部敏樹氏「構造の問題もある。今後も同じ事案は生まれる可能性」 ABEMA Prime安部敏樹 2023/02/18 11:00 拡大する 東京に住む山崎さん親子。5歳の長女と4歳の次女と家族になるために利用したのが「特別養子縁組」。経済的事情などで実親が育てることのできない子どもを、養親となる親が、家族として迎え入れる制度のことだ。【映像】出自を知る権利は? 養親の不安 「『今度生まれる赤ちゃんがいるんですけど、どうですか?』という話をいただいて、その場で『ぜひお願いします』と」(山崎さん) 山崎さんは約6年前、民間あっせん機関「ベビーライフ」を通じて娘と出会った。現在、幸せな日常を送っているが、ある問題が浮上。ベビーライフが突然廃業し、全く連絡を取れなくなってしまったのだ。「事業者が持っていた情報を子どもに伝えられるかということが一番心配。出自のところで困ってしまった」と不安を抱えている。 続きを読む 関連記事