【プレミアリーグ】ブライトン-フルアム(日本時間2月19日/アメックス・スタジアム)
日本代表MF三笘薫が、日本時間19日に行われるイングリッシュ・プレミアリーグ第24節のフルアム戦に先発出場予定だ。
今回マッチアップするのは、今季からフルアムに加入したオランダ代表DFケニー・テテ。ここまで4アシストを記録するなど攻撃的なサイドバックを紹介しよう。
【映像】三笘薫が守りにまわったらどうなる?サイドの攻防戦に注目
オランダ代表“攻撃的DF”ケニー・テテとは
オランダのアムステルダムで生まれたテテは、地元アヤックスのアカデミーに入団。サイドバックとして各年代別のオランダ代表でもプレーするなど将来を嘱望された選手で、2014-2015シーズンにエールディビジ初出場を果たした。2016-2017シーズンにはチームをヨーロッパリーグ決勝に導く活躍を見せるなど、主力としてチームを支えてきた。
その後はフランスの強豪・リヨンへと移籍。2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグでは、途中出場ながらもラウンド16のユヴェントス戦、準々決勝のマンチェスター・シティ戦に出場し、強豪チーム撃破に貢献した。
2020-2021シーズンからはフルアムでプレーすると、チャンピオンシップを戦った2021-2022シーズンは主力として20試合に出場。チームの優勝とプレミアリーグ復帰に大きく貢献した。今シーズンもすでに17試合でプレーしここまで4アシストを記録するなど、持ち味である攻撃力を遺憾なく発揮し、フルアムの躍進を支えている。
テテの魅力は攻撃力にある。サイドバックとしてのスピードや運動量は当然ながら、一番の武器は精度の高いクロスボールだ。前線には昨シーズンの2部で44試合43ゴールを挙げたゴールハンターのアレクサンダル・ミトロヴィッチが待ち構えており、今シーズンもテテのクロスボールから2ゴールを挙げている。このホットラインはブライトンにとって厄介だ。
ブライトンがバックラインをどのように設定するかも関係があるが、どちらにしても三笘にとっては守勢に回る時間が長くなるだろう。しかし逆にチャンスとも言える。テテが攻め上がった裏をしっかりと狙えるかどうかが鍵を握るはずだ。
まさに攻撃は最大の防御。両チームのストロングポイントであるサイドの攻防戦は必見だ。勝つのは三笘か、テテか。注目の試合は19日0時にキックオフ。
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