【プレミアリーグ】ブライトン0-1フルアム(日本時間2月19日/アメックス・スタジアム)
イングリッシュ・プレミアリーグ第24節のブライトンvsフルアムがアメックス・スタジアムで行われ、0-1でフルアムが勝利した。ブライトンの日本代表MF三笘薫は、左サイドハーフとしてフル出場を果たしたものの、ゴールを奪えず。日本人の1シーズン最多記録となる6点目はお預けとなった。
三笘が輝きを放ち続けているものの、前節はクリスタルパレスに痛恨の引き分けを許したブライトン。試合数はブライトンが2試合少ないものの、暫定で6位のブライトンと7位のフルアムは、ともに勝ち点35同士の直接対決。是が非でも勝利がほしい両者の意地がぶつかるゲームとなった。
前半は、静かな立ち上がりとなった。ブライトンが得意のパスワークで崩しにかかるも、受けるフルアムも守備ブロックを敷いて対応することで、決定的なチャンスが生まれない。28分には、CKのサインプレーから三笘薫がチャンスを演出するも、ゴールネットを揺らすことはできず。
ブライトンの3本に対してフルアムは0本のシュートとやや膠着した前半となった。
迎えた後半、互いに攻撃意識を強め、両者ともにゴール前のシーンが増えていく。ブライトンは53分、ボックス内で受けた三笘薫が、相手守備の裏をかくアウトサイドパスで中央へクロスを送ると、オランダ代表・フェルトマンにパスが通ったものの、シュートに持ち込めず。さらに60分にも三笘が持ち前のドリブルテクニックでボックス内に侵入するなどチャンスを作り出していた。
70分台には、セットプレーを含む再三のチャンスを作り出したがスコアを動かせず。逆にフルアムもカウンターから83分にシュートチャンスを演出したが、やはり決定的なフィニッシュには至らず。すると試合は、意外な結末を迎える。
88分、中盤の競り合いを制したフルアムは、相手陣内中央のヴィニシウスのポストプレーから、82分に途中出場で入ったばかりのソロモンが左裏へと抜け出していく。GKとの1対1を迎えると、きっちりと狙い澄ました左足シュートをゴール右隅へと流し込んで先制点をもたらした。
試合を通して、ブライトンは20本以上のシュートを放ったものの、逆に5本の枠内フィニッシュ2本目で仕留められる形に。試合はそのまま終了し、ホームで手痛い1敗を喫してしまった。
(ABEMA/プレミアリーグ)(C)aflo
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