【プレミアリーグ】ブライトン0-1フルアム(日本時間2月19日/アメックス・スタジアム)
「これぞミトマジック!」と言いたくなるような完璧なパスだった。ペナルティエリア内に侵入した三笘薫は、相手守備陣のタイミングを外す芸術的なアウトサイドパスでチャンスを演出。味方選手のシュートは相手GKに阻まれたが、レベルの違うチャンスメイクに「そこ通すのか」「完璧すぎる」ファンも大興奮だった。
【映像】三笘薫「全員が裏を取られる」芸術的なアウトサイドパスで決定機演出
ブライトンが攻勢を仕掛けるも先制点が奪えない中で迎えた53分、ホームチームは”三笘の右足”から決定機が訪れる。
マクアリスターからのパスをペナルティーエリア内で受けた日本代表FWは、ドリブル突破を仕掛けるかと思いきや、相手守備陣のタイミングを外すアウトサイドパスを選択。ボールは味方選手へと渡り、最後はマーチがゴールから至近距離でシュートを放ったが、フルアムの守護神レノのタイミング抜群の飛び出しで阻まれた。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「ミトマジックだったんだけどな。何気なく出したアウトサイドパスなんですよ。普通あそこ見えます?本当にマジックのようなパスですね。誰も見えていない。全員が裏を取られている」と、意外性抜群の三笘のアウトサイドパスを大絶賛している。
視聴者も「そこ通すのか!」「三笘えっぐ」「三笘完璧やん」「なんか見えてるよな」と、相手守備陣が誰も反応できなかった日本代表FWのチャンスメイクに大興奮の様子だ。
縦への突破やカットイン、そして意外性抜群のアウトサイドパスと、三笘のファイナルサードでの選択肢は豊富だ。どの精度も抜群なため、相手守備陣は後手に回らざる終えない。これはアストン・ヴィラ時代のグリーリッシュを彷彿させる。同選手は後にマンチェスター・シティへと当時の英国史上最高額で引き抜かれたが、三笘にも同じようにメガクラブへとステップアップする未来が待ち受けているのだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)