女子ムエタイで腹筋バキバキの美女ファイターが対戦相手の顔面に縦ヒジを叩き込むなど、一方的な試合展開で衝撃のKO劇。最後は止めに入ったレフェリーの後頭部にオーバーハンド気味の強烈な一発が当たりそうになる“あわや”の場面もあり「凶暴すぎる」と驚きの声が相次いだ。
2月17日にタイで開催されたONE Championship「ONE Friday Fights 5」。ハンナ・ブレイディ（イギリス） とクレア・ランキン（スコットランド）の対戦は1ラウンド、ブレイディがランキンを右フックでノックアウトし勝利。相手に何もさせずに一方的に殴り続け、鼻にヒジを叩き込む凶暴なスタイルに注目が集まった。
ともにONE初登場同士の対決。目を引いたのは筋骨隆々のブレイディ、ABEMA解説陣も「いい身体してますね。肩周りが凄い」と絶賛。視聴者からも「ごつい」「腹筋バキバキだな」との声。ブレイディは相手を睨みつける眼光も鋭い。
そんなブレイディが見た目を裏切らない圧倒的な強さを見せる。試合開始とともにリング中央で足を止めた打ち合い。ランキンが連打で応戦するも、ブレイディのフック、アッパー、ストレートと様々な角度から飛んでくるパンチを浴びると早々にサンドバッグ状態。本来はグイグイと前に出てパンチ、ローで相手を崩していくランキンのスタイルも、ブレイディの飛びヒザや縦ヒジの“狂暴な圧”の前に圧倒されっぱなしだ。
そんななか、ブレイディの強烈な縦ヒジがランキンの鼻にグサリ。さらに顔面へのパンチの連打を貰ったランキンの明らかに鈍る。なんとか組みに逃れようとするが、そんなランキンにブレイディはかまわず掴んでヒジ、ヒザ、顔面パンチ、下がる相手に前蹴りまで連発。「怖すぎ女子」「凶暴すぎる」といった声も上がるなか、下がるランキンの横っ面にコンパクトな右を当てて“完全KO”して見せた。
1ラウンド2分7秒、衝撃のKO勝利を収めたブレイディは、まだまだ余力があるかゴングとともに腹筋を誇示するような奇妙な舞いで腕立て伏せパフォーマンスを披露した。
フィニッシュのリプレイ映像では、制止するレフェリーの後頭部に強烈な一発を打ち込むそうな“あわや”の場面もあり、ブレイディの凶暴さに「男子選手でも負けるかも」「こんな強い女に殴られたら泣いちゃう」「絶対にケンカしたら負ける」など驚きの声が相次いだ。
