あまりの素早い返球に、俊足の走者も実戦さながらの滑り込みだ。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表(侍ジャパン)の宮崎キャンプ3日目が2月19日にひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、ソフトバンク・近藤健介外野手の好返球にファンが喝采を送った。
午後に行われたタイブレーク練習。ヤクルト・中村悠平捕手がレフト前にヒットを放つと、これを左翼手の近藤が猛ダッシュでキャッチ、さらにホームへダイレクトで“レーザー返球”を行った。二塁走者の西武・源田壮亮内野手も思わず滑り込むぎりぎりのタイミング。練習のため主審はおらず、アウト・セーフの判定はなかったが、このダイレクト返球にスタジアムの観衆は「おおお!」とどよめき、拍手も沸いた。侍ジャパンチャンネルで配信を視聴しているファンからは「コンちゃんビーム!」と興奮のコメントも。
2020年には外野手部門でベストナインの表彰を受けている近藤。侍ジャパンでは主に代打の切り札としての活躍が期待されるが、この日に見せたような強肩で大いに守備でも貢献をしてくれそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



