【ブンデスリーガ】フランクフルト2-0ブレーメン(日本時間2月19日/ドイチェ・バンク・パルク)
フランクフルトが日本代表MF鎌田大地を起点に圧倒的なコントロールを見せた。2点をリードした後のフランクフルトは圧巻であった。鋭い縦パスや絶妙なトラップでボールを支配。鎌田もチームの心臓としていろいろな場所に顔を出してパスワークをサポートし、試合のコントロールの舵を握っていた。
【動画】「絶対的キング」鎌田大地、ゲームを圧倒的にコントロール
フランクフルトが2点をリードして迎えた78分、チームの実力を見せつけるパスワークの一端が垣間見えた。鎌田大地を起点にボールを左右へと動かし、圧倒的な試合のコントロールを披露。日本代表MFはボールを多く触り相手選手を捌くだけでなく、鋭い縦パスを何度も配給する。絶妙な足元の技術で神トラップを連発するなど、10位ブレーメンに対して試合を支配する6位フランクフルトが格の違いを見せつけるシーンとなった。
ABEMAで実況を務めた下田恒幸氏は「2点リードのフランクフルト、余裕でコントロールします」と鎌田所属のチームが見せる圧倒的な支配に言及。他にも「ゲッツェ、鎌田は何とも言えない信頼感を感じる2人です」と阿吽の呼吸でパスワークを見せる両者を描写した。
昨シーズンのヨーロッパリーグで優勝を果たしたフランクフルトは現在6位と好順位につけている。この試合でも試合開始早々に先制すると後半に追加点をとり試合を上手に運んだ。中でもチームの心臓としてフル出場を果たした鎌田は、このシーンでも見られるように試合全体の舵を握っている。ゴールやアシストなどの記録には現れないものの、日本代表MFのもたらす安定感がチームを勝利に導いたのだ。今季はチャンピオンズリーグも残しており、日本代表戦士のさらなる活躍が期待される。
(ABEMA/ブンデスリーガ)
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