【プレミアリーグ】ブライトン0-1フルアム(日本時間2月19日/アメックス・スタジアム)
三笘薫が得意のフェイントとドリブルで相手を欺いた。ショートコーナーからボールを受けた日本代表FWは、右足でクロスを上げるかと思いきや、深い切り返しで縦にドリブル突破し、左足でクロスを上げた。シュートにこそ繋がらなかったが、解説を務めた鄭大世氏は「完全にクロスだとみんな思った、ミトマジック」だと大絶賛している。
スコアレスで迎えた29分、ブライトンは準備をしていたCKからチャンスを演出する。普通にゴール前にクロスを送るのではなく、ショートコーナーでコーナーフラッグ付近にいた三笘薫へとパスが渡った。
ボールを受けた日本代表MFはマイナス方向へとドリブルをして利き足の右足でクロスを上げるかと思いきや、そこから深い切り返しで縦に突破。マークについていたウィリアンはこのフェイントについていけず、三笘に左足でのクロスを許した。
残念ながらシュートには繋がらなかったが、相手チームを騙したスーパーな切り返しにABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「相手を完全に騙しました」と大絶賛。続けて「CKはできるだけゴールに近いところに入れてダイレクトでシュートがセオリーなのに、あそこに三笘をおいてドリブルで仕掛けさせる。デ・ゼルビ監督は常に新しいですよね」と斬新なCK戦術を用意したイタリア人指揮官のことも称賛している。
ABEMA視聴者も「三笘のドリブルをセットプレーに組み込むのは面白いな」「新しい」と鄭大世氏のコメントを踏まえて、ブライトンの斬新なセットプレーに感心の声があがった。
厳しいマークに苦しむ三笘だが、打開策はいくつも用意している。「研究されてもできる」ということを、今まさに積み上げている最中だ。
(ABEMA/プレミアリーグ)