超攻撃型オーダーへ「レフト岡本」練習中 華麗なスライディングキャッチにファン拍手
【映像】岡本和真の軽快なスライディングキャッチ

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿が第2クールに入った。この日の打撃練習中には巨人・岡本和真内野手がレフトの守備を練習するシーンがあり、華麗なスライディングキャッチを披露するなど軽快な動きを見せた。

【映像】岡本和真の軽快なスライディングキャッチ

 打撃練習の第1組でソフトバンク・甲斐拓也捕手が打席に入った際、レフトの守備位置には岡本の姿があった。岡本の本職はサードだが、侍ジャパンのサードは昨季史上最年少で三冠王を達成したヤクルト・村上宗隆内野手が守るのが確実視されている。また、岡本が2019年まで主に守っていたファーストには、ムードメーカーでこちらも強打者の西武・山川穂高内野手がいる。DHには大谷がいるため、岡本・村上・山川の3人が同時に出場するには誰かが外野を守る必要があり、過去に外野の経験がある岡本がレフトを守るという選択肢を用意しているのだろう。

 岡本は2018、2019年とシーズン中20試合ほど外野を守ったことがあり、今年の巨人のキャンプでも紅白戦で試している。この日の練習でも甲斐のレフト前への鋭い打球を前進してスライディングキャッチすると、見守っていたファンからは大きな拍手が上がっていた。その後もコーチと入念に守備位置を確認するなど、準備は進んでいる様子。「レフト岡本」は侍ジャパンの超攻撃型のオプションとなりそうだ。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】岡本和真の軽快なスライディングキャッチ
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