ダルビッシュ有、11年4カ月ぶりの“国内登板”にファンが大拍手 頼もしい後輩打者たちにマウンド上でキラリ笑顔「ダルわろてるやん」
【映像】バックスクリーンに運ばれるも笑顔が見られたダルビッシュ

 2012年シーズンから活躍の場をMLBに移したパドレス・ダルビッシュ有投手にとって、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎キャンプでの実戦登板は実に11年4カ月ぶりの“国内登板”。そんな凱旋登板をダルビッシュ本人は楽しんでいるようで、後輩打者たちとの対決に終始マウンド上で笑顔を見せていた。

【映像】バックスクリーンに運ばれるも笑顔が見られたダルビッシュ

 キャンプ第2クール初日のこの日、初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)が行われた。登板したのは、MLBからは唯一キャンプ初日から参加し、連日若手投手に自身の投球術を伝えるなど精力的にチームを牽引するダルビッシュ。ダルビッシュは最初の打者として早速チームの4番候補であるヤクルト・村上宗隆内野手と対決するが、4球目をものの見事にバックスクリーンに運ばれてしまう。完璧に打ち返した村上が笑顔を見せる一方で、打たれたダルビッシュもマウンド上で「やるなあ」とでも言っているかのように笑顔を見せた。

 ダルビッシュはその後巨人・大城卓三捕手、ソフトバンク・近藤健介外野手、巨人・岡本和真内野手、DeNA・牧秀悟内野手と対戦。侍ジャパンの主軸を担っていくであろう打者たちと相対しながら、ダルビッシュは楽しそうに球威のあるボールを投げ込んでいた。最後に、予定にはなかった村上との“再戦”が実現すると、ここでも村上はダルビッシュからヒットを放つ。今度は変化球をうまくレフトに運ばれたダルビッシュは、打球方向を見ながら「おー」と感心したような表情を見せる。そして拍手をするように村上に向かってグラブを叩いた。

 後輩の頼もしさを確認するようなダルビッシュの様子に、視聴者からも「ダルビッシュわろてるやん」「楽しそう」といった声が上がる。また、「ダルビッシュ若手育ててるな」など実績と経験が豊富なベテランとの実戦練習がチームに好影響を与えているとするコメントも目立った。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】バックスクリーンに運ばれるも笑顔が見られたダルビッシュ
【映像】バックスクリーンに運ばれるも笑顔が見られたダルビッシュ
【映像】ダルビッシュからレフト前ヒットを放つ村上
【映像】ダルビッシュからレフト前ヒットを放つ村上
【映像】ダルビッシュからレフト前ヒットを放つ村上