【プレミアリーグ】ブライトン0-1フルアム(日本時間2月19日/アメックス・スタジアム)
これが世界王者となった”技巧派MF”の技術だ。ブライトンのアルゼンチン代表MFマクアリスターは、相手陣内で縦パスを受けると、立て続けに3人のフルアム守備陣にプレッシャーをかけられた。しかし、この激しい寄せに対してアルゼンチン代表MFは上手く身体を入れてボールをキープし、ファウルを獲得した。
スコアレスで迎えた36分、マクアリスターが”超絶キープ技術”を見せつけた。
カイセドから敵陣で縦パスを受けたマクアリスターは、フルアムDFディオプの逆を突く形でプレスを剥がすと、次に寄せてきたパリーニャのプレスに対しても反転することでボールをキープ。そしてその背後からタックルを試みたハリソン・リードの股を抜くと同時にピッチに倒れてファウルを獲得した。
この超絶キープ技術にABEMAで解説を務めた鄭大世氏も「体重移動どうなってんだ」と驚きを隠せない様子だ。
視聴者も「マクアリスタうますぎー」「ブライトンいい選手多すぎだろw」「メッシの息子」「さすが世界王者」など、その技術の高さに感心するコメントが多く寄せられた。
マクアリスターは身長174cmと屈強な選手が揃うプレミアリーグでは小柄な選手で、足も決して速くはない。それでも卓越した技術やポジショニングなどの”サッカーIQ”の高さでフィジカル不足を補っており、自分より大柄な選手相手でも難なくボールをキープできてしまう。ゴール以外のシーンでも「世界王者」のハイレベルなプレーを堪能できるのが、プレミアリーグの醍醐味だ。
(ABEMA/プレミアリーグ)
「ファンタスティックプレイヤー」三笘薫と「かつての愛弟子」ソロモンの“左サイド”対決も注目 ブライトンがリーグで一度も勝てていないフルアムと勝敗次第で順位が入れ替わる緊迫の一戦
ABEMA TIMES