レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、リヴァプール戦に向けた意気込みを語った。20日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
大会連覇を目指し今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に臨んでいるレアル・マドリード。ライプツィヒ、シャフタール、セルティックと同居したグループFを4勝1分1敗の成績で終え、危なげなく決勝トーナメント進出を決めた。ベスト8進出をかけた決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではリヴァプールと激突。現地時間21日には敵地『アンフィールド』でのファーストレグが予定されている。
レアル・マドリードは昨年5月末に行われた2021-22シーズンのCL決勝でもリヴァプールと激突。また、2020-21シーズンの準々決勝でも対戦しており、CLでは実に3シーズン連続の顔合わせとなる。試合の前日会見に出席したアンチェロッティ監督は1-0で勝利した昨シーズンのCL決勝を「互角の試合だった。彼らがボールを支配していたが、我々は後方で上手く守っていた。美しい思い出だよ」と振り返りつつ、次のようにリヴァプールへの警戒感を口にした。
「リヴァプールは大きく変わり、より強力なチームとなり、質も向上した。我々の懸念はモハメド・サラーやフィルジル・ファン・ダイクといった特定の選手ではない。リヴァプールというチームを警戒しているんだ。プレッシャーのかかる激しい試合になることは間違いない。彼らのプレスは非常に強力で、息つく暇もないような試合になるだろう。今回は2試合あるので、180分間しっかりとプレーする必要がある。準備はできているよ」
また、同監督はCL連覇の可能性についても言及。「”昨日”よりも”今日”の方がチャンスがあると思っている。我々が今シーズン優勝できるかについては、昨シーズンよりも良い評価を受けているよ」と連覇への自信を語った。
昨シーズンの決勝を含め、CLの過去の対戦では5勝1分2敗と勝ち越しているレアル・マドリード。今回も勝利を掴むことができるだろうか。注目の一戦は日本時間の22日午前5時にキックオフを迎える。