福田師王

 ボルシアMGのU-19チームに所属しているFW福田師王が、リーグ戦のデビューゲームでチームを勝利へ導く決勝ゴールを記録した。19日にボルシアMGのクラブ公式HPが伝えている。

 第101回全国高校サッカー選手権大会で3ゴールを挙げるなど、神村学園の“エース”として同大会のベスト4入りに貢献していた福田。大会終了後はドイツへと渡り、ボルシアMGのU-19チームに加入していた。今月5日に行われた地域カップ戦のニーダーライン・ポカール1回戦、PSVノイス(9部相当)戦でボルシアMGでのデビューを果たすと、同試合では驚異の8ゴールを記録。22-0での大勝と2回戦進出に大きく貢献していた。

 迎えた19日、ボルシアMGのU-19チームはA-ユニオーレン・ブンデスリーガ(U-19世代を対象としたブンデスリーガ)西地区の第12節でボーフムのU-19チームとホームで対戦。試合は24分にボーフムが先制したものの、前半アディショナルタイムにボルシアMGが追いつき、1-1のドローでハーフタイムに突入。後半の立ち上がりにはボルシアMGが逆転に成功。49分、右サイドからのクロスボールに福田が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。試合はこのままタイムアップを迎え、勝利したボルシアMGは4位に浮上。スタメン出場した福田はリーグのデビュー戦でゴールを決める活躍を見せ、79分にベンチへと下がった。

 次節は26日に行われ、ボルシアMGはロートヴァイス・オーバーハウゼンのU-19チームと敵地で対戦予定だ。ドイツに渡ってからも結果を残している福田は、同試合でリーグ戦2試合連続ゴールを狙う。