前日のライブBP(実戦形式の打撃練習)で“初対決”となったダルビッシュからバックスクリーン直撃弾を放ったヤクルト・村上宗隆内野手が今日も止まらない。この日もフリー打撃で快音を響かせ、訪れたファンから大きな拍手とどよめきが沸き起こった。
3月に開幕する第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿で、打者で注目を一身に集めているのが“史上最年少三冠王”村上だ。エンゼルス・大谷翔平投手、カブス・鈴木誠也外野手らMLB勢も合流予定の侍ジャパンにあって、4番として打線の中心に座ることが期待されている。こちらも注目されているパドレス・ダルビッシュ有投手との実戦形式での対決が実現した前日は、ダルビッシュの力のあるツーシームを完璧に捉えると、打球はバックスクリーンに一直線。ダルビッシュも打たれた瞬間「行ったと思った」という豪快な1発をいきなり放ち、球場に訪れたファンのみならず対決を見守っていたチームメートたちの度肝も抜いた。
この日の練習でも村上は快音を連発。フリー打撃の2組目に登場すると、感覚を確かめるようなスイングながらライトスタンド中段まで運んでみせた。これにはこの日の観客からも大きなどよめきと拍手が上がった。その後もライトスタンドに放り込んだ村上に対し、視聴者も「やっぱすげえな」「軽く打ってるように見える」と驚いた様子だった。
前日のダルビッシュとの対戦後には「風です」「思い出になりました」と謙遜した村上だが、すでに調子は万全のようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



