セサル・アスピリクエタ

 チェルシーは21日、チームキャプテンを務めるスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが退院したことを発表した。

 チェルシーは18日に行われたプレミアリーグ第24節でサウサンプトンと対戦した。1点のビハインドで迎えた74分、アスピリクエタが空中のボールを頭でクリアしに行くと、オーバーヘッドシュートを試みた相手FWセク・マーラの高く振り上げた足が顔面に直撃。アスピリクエタはそのまま地面に倒れ込み、数分間治療を受けた後、担架に運ばれてピッチを後にした。

 状態が心配されていたなか、アスピリクエタは19日に自身の公式ツイッターやインスタグラムを更新。「愛とサポートのあるたくさんのメッセージをありがとう!僕の家族、そして僕は昨日の事件以来、僕を見守ってくれたすべての人に感謝をしたい」とサムズアップをする自身の写真とともに投稿し、無事を報告していた。

 そして、チェルシーも21日にクラブ公式サイトでアスピリクエタが退院したことを報告。今後は安全を確保するために行われる脳震盪に関する重要なプロトコルを遵守し、メディカル部門が同選手の状態を注意深く観察していくという。

 なお、アスピリクエタは21日にコブハム(チェルシーの練習場)で行われたトレーニングに姿を見せたものの、練習には参加しておらず、戦列復帰の時期などについては明らかになっていない。