クリストファー・エンクンク

 ライプツィヒのフランス代表MFクリストファー・エンクンクは、22日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16ファーストレグのマンチェスター・C戦の出場が不透明な状況のようだ。21日、ドイツ誌『Kicker』が伝えている。

 エンクンクは昨年11月、FIFAワールドカップカタール2022に臨むフランス代表メンバーとしての活動中に、左ひざ外側側副じん帯を断裂し、自身初となるW杯を目前に負傷離脱となっていた。あれから約3カ月が過ぎた今月18日、ついにブンデスリーガ第21節ヴォルフスブルク戦で復帰を果たすと、途中出場ながらMFコンラッド・ライマーの追加点をアシストするなど、昨季ブンデスリーガ年間MVPの実力を示している。

 しかし21日、エンクンクはマンチェスター・C戦を前にした最終練習を全て消化できなかった模様。ライプツィヒを率いるマルコ・ローゼ監督も、前日会見の場にて「クリストファーはヴォルフスブルク戦後、筋肉に違和感を感じていたため、トレーニングの一部にしか参加できなかった」と語り、「問題がどのように進展するか、そして彼が全く出場できないかどうかを見守る必要がある。いかなるリスクも冒すつもりはない」とギリギリまで判断を見送ることを明かした。

 マンチェスター・C戦に関しては、すでに主軸のFWダニ・オルモの負傷欠場が確定しており、仮にエンクンクもとなると大きな痛手に。それでもローゼ監督は「私は素晴らしい仲間と働いていて、明日の試合にも自信を持ってている。最高のチームのひとつを相手にチャンスを伺い、直面する多くの課題を解決したい」と自信を覗かせている。