フェデリコ・バルベルデ

 レアル・マドリードに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのリヴァプール戦を振り返った。21日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 昨季のCL決勝戦と同様の対戦カードとなった一戦は、リヴァプールに2点を先行され、レアル・マドリードにとっては苦しいスタートとなった。しかし、21分にヴィニシウス・ジュニオールがペナルティエリア内で相手に囲まれながら一振りでゴールネットを揺らすと、続く36分にも相手のミスからヴィニシウスが同点ゴールを記録。後半立ち上がりにセットプレーからエデル・ミリトンがヘディングシュートで逆転弾を沈めると、55分と67分にはカリム・ベンゼマが追加点を決め、5-2で逆転勝利を収めた。

 この試合にフル出場を果たし、中盤を支えたバルベルデは試合後、「ヴィニシウスのパフォーマンスが僕たちを高めてくれた」とこの試合で2得点を記録し、チームの勝利に大きく貢献したブラジル代表FWを称賛した。

 続けて「僕たちはミスを犯し、2失点した。無失点に抑えたいという僕たちの希望は叶わなかったが、上手く反撃して多くの誇りを示すことができた。この瞬間を楽しまなければならない」と勝利を喜んだ。

 また、試合内容についてバルベルデは「僕は最初、ボールを受けるためにより深い位置でプレーし、(ルカ・)モドリッチはヴィニシウス、ベンゼマ、ロドリゴの近くでプレーした。しかし、それは上手くいかなかったので、僕はプレスを助け、ボールを前進させるために少し高めの位置でプレーするように変更した。同点に追いついてからは、シンプルに落ち着いてプレーできたよ」と試合中の戦術変更を明かした。

 そして、3月15日に行われるセカンドレグに向けては「僕たちは今日のみんなのハードワークをリスペクトしなければならない。セカンドレグまで謙虚に働き続ける必要がある」と意気込みを語った。