リヴァプールやレアル・マドリード、マンチェスター・Uなどでプレーした元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、リヴァプールに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの活躍に期待を寄せた。22日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
現在23歳のヌニェスは昨夏にベンフィカからリヴァプールに7500万ユーロ（約107億円）から最大1億ユーロ（約143億円）に達する可能性がある移籍金で加入した。ここまで公式戦29試合の出場で12ゴール4アシストを記録している一方で、ゴール前で決定機を外す場面も多くあり、批判が集中することもある。
そんななか、ヌニェスは18日のプレミアリーグ第24節ニューカッスル戦でゴールを記録したのに続いて、21日のチャンピオンズリーグ（CL）・決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）ファーストレグのレアル・マドリード戦でも“バックヒール”でゴールネットを揺らすなど、調子は上向きになっている。
レアル・マドリード戦は2－5で逆転負けを喫したリヴァプールだったが、かつて同クラブでもプレーしたオーウェン氏は同試合後、イギリスメディア『BT Sport』でヌニェスについて「彼は純粋だ」と言及。チェルシーのレジェンドとして知られている元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が加入後2シーズンは16ゴールにとどまったものの、3シーズン目に33ゴールを記録したことを引き合いに出しながら、ヌニェスには時間が必要であることを強調し、期待を寄せた。
「彼がリヴァプールに来たとき、私は彼がこんなにも純粋だとは思わなかった。去年、ここで彼をチャンピオンズリーグで見た後、私はそのような金額を支払うと思った。彼は間違いなく素晴らしいと感じた。息を呑むようなプレーもするけど、最高の選手になるために指導を受ける必要もある」
「同じスタイルではないけど、私は彼をディディエ・ドログバに比べている。ドログバが来たときも最初の1年ほど、人々は彼を笑っていた。彼のファーストタッチは酷かったし、ミスも多かった。この若者は彼に似ていると思う。ヌニェスは本当にまだまだ純粋だ。多くのコーチングが必要になるだろうが、彼はトッププレイヤーになるためのすべての特徴を持っている」
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