エリック・テン・ハフ

 マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督が、23日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグのバルセロナ戦を前にした記者会見で、試合に向けて意気込みを語った。22日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 マンチェスター・Uは年明け後の公式戦14試合でわずか1敗(10勝3分け)しか喫しておらず。リーグ戦では3位、カラバオ・カップ(EFLカップ)では決勝に進出するなど、安定したパフォーマンスを披露している。16日に行われたEL決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグのバルセロナ戦では2-2の好ゲームを演じており、次ラウンド進出をかけて23日に行われるセカンドレグに挑む。

 テン・ハフ監督は試合について「二つの偉大なチームが対戦する。素晴らしい試合になると思うし、とても興奮している。バルセロナのようなチームと戦う時はベストを尽くさなければならない。さもなければ、チャンスはない。私たちは自分たちの持つ可能性を信じているし、日々改善したいと考えている。今季最高の試合をしなければならない」と意気込みを語った。

 またテン・ハフ監督は、かつてマンチェスター・Uを指揮し、数々のタイトルを獲得してきたサー・アレックス・ファーガソン氏と夕食を共にしたことが盛んに報じられているが、そのことについて尋ねられると、「素晴らしい夜だった。また彼と会うことを楽しみにしている」とクラブの“レジェンド“との会食を認めた。

 続けて「たくさんの知識や経験を持っている人と話すことはいつだって楽しい。彼はそれを分かち合い、サポートしたいと思ってくれている。マンチェスター・Uは彼のクラブであり、とても献身的だと感じた。私たちの成功を願ってくれている」とファーガソン氏との時間を振り返った。