マンチェスター・U

 マンチェスター・Uの途中出場選手たちのゴール数に注目が集まっているようだ。

 ヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメントプレーオフセカンドレグが23日に行われ、マンチェスター・Uはバルセロナと対戦。ファーストレグを2-2で折り返した迎えた一戦は、18分にPKから失点したものの、47分にフレッジが同点弾を挙げると、73分にはアントニーが勝ち越しゴールを奪い、2-1で逆転勝利。2試合合計4-3でラウンド16進出を決めた。

 決勝点を決めたアントニーはこの試合、後半開始から途中出場していたが、データサイト『OPTA』によると、マンチェスター・Uは今シーズンの公式戦で途中出場した選手が合計19ゴールを記録しており、これは2022-23シーズンの欧州5大リーグで最多のゴール数になっているという。

 またも采配が的中した形となったマンチェスター・Uのエリック・テン・ハフ監督は試合後、イギリスメディア『BT Sport』で「私たちのゲームプランの1つは、アントニーと(アレハンドロ・)ガルナチョを投入して、スピードや背後への突破、ドリブルなどで横の広い場所を使うことだった」と投入した選手たちについて語りながら、両選手には賛辞を送った。

「彼らは2人とも勇敢で、誰を相手にしても恐れることはなく、ただ突破していくだけだ。私はそれがチーム全体の後押しになったと思う」