【プレミアリーグ】フルアム1-1ウォルヴァーハンプトン(日本時間2月25日/クレイヴン・コテージ)
イングリッシュ・プレミアリーグ第25節のフルアムvsウォルヴァーハンプトンが行われ、1-1の引き分けに終わった。
前節のブライトン戦に勝利してリーグ戦2連勝を飾った6位のフルアム(勝ち点38)が、ボーンマスを相手に3試合ぶりの黒星を喫した15位のウォルヴァーハンプトン(勝ち点23)をホームに迎えた。
試合が動いたのは23分。センターバックのクレイグ・ドーソンの縦パスで攻撃のスイッチが入ったウォルヴァーハンプトンは、中央のパブロ・サラビアが頭でスラしたボールをラウール・ヒメネスが落として、ボールは再びサラビアの下へ。そこから左のマテウス・ヌネスへと展開し、ゴール前にクロスボールを入れると、再びR.ヒメネスが落として、最後はサラビアが蹴り込んだ。ピッチの幅と深さをうまく使ったアグレッシブな攻撃でアウェイチームが先制に成功している。
対するホームのフルアムも37分にはボビー・デコードーヴァ=リードがケニー・テテとのパス交換で右サイドを突破。クロスボールを入れると、カルロス・ヴィニシウスが頭で合わせたが、ここはGKの正面にシュートを飛ばしてしまいゴールとはならず。前半終了間際にはゴール正面、やや距離のある位置で獲得したFKをアンドレアス・ペレイラが直接狙うが、ここもGKジョゼ・サーの守備範囲にボールを飛ばしてしまった。
すると64分、途中出場となったマノル・ソロモンが左サイドから強烈なカットインして右足を一閃。ブライトンの日本代表MF三笘薫を彷彿させる、ソロモンの3試合連続ゴールで、フルアムが試合を振り出しに戻した。なおこのゴールにABEMAの視聴者たちも「ゴラッソ!」「三笘やん」「ミトモン」「すげーシュートだ」と盛り上がりを見せた。
勝ち越しゴールを目指すフルアムだったが、決勝点を奪うことはできずに終了のホイッスル。なんとか引き分けに持ち込んだフルアムだったが、欧州カップ戦の出場権を狙うチームにとっては手痛いポイントロストとなった。
(ABEMA/プレミアリーグ)